派遣になるのはもったいない

派遣には一般と特定がある

派遣になるのはもったいない 派遣という雇用形態は今や広く認知されましたが、一般と特定という2つのスタイルがあることはあまり知られていません。一般は、派遣先との契約が終了すれば派遣会社との雇用関係も終了する形態で、特定は派遣会社の正社員となりますので、派遣先との契約が終了しても失業するわけではない、という点が大きな違いです。特定派遣は常用派遣ともいいます。雇用が安定している常用派遣のほうが良いと思う人が多いと思いますが、技術系など専門職でなければなかなか常用にはなれないのが現実です。

全体の大多数を占めるのは一般派遣です。専門26業務と自由化業務に分かれており、受け入れ期間等に違いがありますので、派遣で働く時はどちらに分類されるのか確認しておく必要があります。専門26業務はソフトウェア開発、通訳・翻訳など、専門的なスキルが必要な職種で、受け入れ期間に上限はありません。一方で自由化業務とは一般事務や販売といった職種で、原則1年しか働くことができません。但し更新することで最長3年までは働くことができます。3年経てば派遣先に直接雇用される可能性もありますので、一概にどちらが良いとは言えません。どのような働き方をしたいかによっても変わってくるでしょう。就業条件明細書に職種が明記されていますので、確認しておきましょう。

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